本来はマットやじゅうたんの敷物等、ずれやすいものの下に敷いてすべり止めとして使うシート。
が、その強力な効果と、8月に起きた静岡沖の地震で、大量の本に埋もれて女性が死亡したことを受け、本棚の本落下防止シートとして注目を集めています。
地震で大きく揺れた場合、本棚は固定していても、本そのものは飛び出してしまいますよね。かと言って、落下防止にワイヤーを張ったり、飛び出し防止の立ち上がりをつけるのも‥‥と思っていたので、敷くだけで良いアンティーは、うちにぴったり。
我が家の本棚は作り付けでかなり高さがあるので、上の方の段、後は扉のない食器棚ににアンティーを敷きました。
すべり止めシートの素材としてよく使われる塩ビでは、時間が経つにつれて本の中の炭素と樹脂の成分がくっついてしまうそうですが、このアンティーはEVA(ポリオレフィン系化合物)でできているため、本がくっつかないということです。経年変化がない=半永久的に使える!
柔らかく、透明でランダムな網目状。模様がついていないので、どこに敷いても目立ちません。好きな大きさにカットして使います。
汚れたら水洗いできるし、ゴミにするときは燃やしても有害ガスは発生しないとか。
作っているのは耐震グッズを開発している北川工業。注目されるのもうなずけます。
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