ハッシュハウスハリアーズ(Hash House Harriers)

ハッシュハウスハリアーズ(Hash House Harriers)とは、1938年にイギリス人によって始められたランニングサークル。通称ハッシュ。

ヘアー(Hare: 野うさぎ)と呼ばれる人があらかじめコースを作り、先に出発。10〜15分後、ランナー(Harriers: 猟犬)は地面に書かれた目印(チョークや小麦粉等)を頼りにコースを辿り、その後を追います。ヘアーはランナーに捕まらないよう、コースの途中に別れ道を作るので、ランナーは正しい道を探しながらゴールを目指します。

足が速い人、体力に余力がある人は先頭を走ってコースを探し、ゆっくり走る(歩く)人はその後をついていくことで、脚力に差があってもだいたい同じ時間にゴールできる仕組み。

ゴールにはビールが用意されていて、到着順に乾杯!更に時間がある人は宴会へ‥‥という流れ。

参加者は老若男女国籍も様々。フルマラソンを3時間で走る本格的ランナーから単に飲んで騒ぎたい人まで、「楽しいのが一番」というのが参加動機のようです。

ランニングサークルと言ってもタイムは競わずゲーム性が強いので、「皆でわいわい走った後で、ビールを楽しむ会」というのが一番わかりやすいかもしれません。

このハッシュ、世界中にサークルがあり、当日会場へ行って参加費を払えば、いつでもどこでも誰でも参加が可能。日本にもいくつかサークルがあり、東京では毎日どこかでハッシュが行われています。

サムライハッシュ

東京レディースハッシュ(レディースとありますが、男女比は半々です)