ぱっと見には普通の風景写真なんですが、よくよく見ると背景から細部にわたるまで、すべて食品でできている、という作品を作る人、カール・ワーナー。写真家です。
黒パンの岩、グラニュー糖の砂浜、サーモンの海‥‥。
野菜やパン、ハム・チーズ・シリアルに魚と、ありとあらゆる食べ物を使って構築される世界は幻想的です。彼の一連の作品を見ていると、「え、ここも食べ物なの?!」と驚くこともしばしば。
組み上げのに数週間を要する場合もあり、生鮮食料品を使っているので、食品の痛みを逆算して組み上げるのだそう。
食べ物が本来の使命はまっとうせず、芸術品としてお役目を終えるのを見るのはちょっと複雑ですが‥‥。
※画像はリンク先からお借りしています