ゴミ溜めのような「汚部屋(おべや‥‥うまいネーミングです)」を普通の「お部屋」になるまで片付けた、実録コミックエッセイです。
どうしたら散らかった部屋をきれいにできるか?を作者自身が「自分なりに考えて解決する」という過程に興味を持って購入。巷にあふれるお掃除ハウツー本に比べると、「片付け方」のハードルがとっても低いのが特徴。なにしろ作者の部屋は一言で言えば「ゴミ屋敷」ですから。
床も見えないほどの物にあふれ、掃除もほとんどしない作者。でも、
「使ったものは元あった場所に戻す」
「汚れはためない」
「外から持ち込んだものは早めに処理をする」
等、本当に基本的な(でもなかなか実行しにくい)ことに気づきながら、部屋が徐々に綺麗になっているのを読むと、がんばれ!もう少しだ!と応援したくなります(笑)
台湾版やタイ版もあり、反響も良いそうです。きれいに片付けたいという思いは万国共通なんですねー。