南フランスの小さな村で、小学校の給食と高齢者の宅配給食を全部オーガニック化する取り組みの一年間を描いたドキュメンタリー映画。
簡単にオーガニックなものをと言いますが、私の身内が無農薬で野菜を作っているのを見ると、軌道に乗るまではとても大変です。それを村ぐるみで行おうというのですから、様々な問題が起こったことは想像に難くありません。
でも、化学肥料使用率が世界で2番目に高いと言われるフランスで、子供たちの未来を守るために始めたというこの取り組み、とりもなおさず生きている人の未来のためでもあります。
すでにこの映画の第二弾の撮影が行われていて、パート2では日本の古野農場の合鴨水稲同時作をはじめとする有機農業の様子を、未来の食卓を担う取り組みとして紹介するそうです。
農業大国フランスだからできるのではないかと思いましたが、日本でも考えている人がいる!
「いつでもきれいな野菜が食べられるのが当たり前」を享受している私達消費者も考えるきっかけになるのではないでしょうか。