七夕ライトダウン

本日から開催の北海道洞爺湖サミットに併せて行われる、7月7日の夜8時から9時の1時間、電気を消してみましょうというイベント。

100万人のキャンドルナイトから始まった動きは少しずつ広がっているけれど、まだまだかなあという感じは否めない。(キャンドルナイトの方は、単なる演出としてキャンドルの数を競うようなところが現れ、電気を消すより石油原料(パラフィンワックス)のろうそくを多量に使う方がCo2排出量が増えるという、本末転倒なことにもなっているし)

私は都心に住んでいるのだが、ついこの間、街路灯がひとつ消えるだけで、星がふたつみっつ余計に見えることに驚いた。

防犯のためなら、上空まで煌煌と照らす必要はない。だだ漏れになっている電気の光=エネルギーを、もっと上手に使えないものだろうか。

「電気のかわりにキャンドルを点灯」ではなく、「電気を消して闇を感じる」。

忙しいかもしれないけれど、ほんの1時間、いや10分でも、ちょっとエネルギーのことを考えるのはいいかもしれない。